ぱりすずめのはてなブログ

大阪で車いすでも快適に過ごせる場所を模索中。日々のきづきやハテナをちらり。

カットがうまい美容師の基準

上手な美容師さんに施術してもらいたいと思うのは誰もが願うことです。

そもそもカットがうまいってどういうことなのでしょうか。

ハサミの扱いが上手(振ったりなどのテクニック)なことがカットがうまいということなのでしょうか。

 

子供の頃は中学に上がるまで散髪屋さんでカットをしていたわたし。

中学生になると母と同じ美容室でカットするようになり、高校卒業までお世話になりました。当時は髪型の切り抜きを持参し、母と同年代の美容師さんにそのスタイルにしてほしいとお願いしていました。

大学生になると行きつけの美容室が家の近所から街中のおしゃれな美容室に変わります。パスで30分ほどの心斎橋まで数か月に一度、当時流行っていた美容室に通っていました。美容師さんは皆さんとてもお洒落で出向くときにはとても緊張して(ワクワクして)訪れたものです。

長くこの美容室に通いましたが、今思えばカットはあまり上手ではなかったようです。

いつもワンレングスのボブスタイルだったのですが、前髪の微妙な長さが違っていて

自分で文具ばさみではみ出た部分をカットしていた記憶があります。

 

この記憶があってわたしの中では「かっとした毛先がどこで分けてもきっちり揃っていること」がカットがうまい美容師さんの基準になりました。

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外国ではどんな美容師さんがうまいのか

月曜日にパリの友人から電話がありました。

友人はパリ在住40年ほどで日本からパリに行ったロレアルの美容師1期生のおひとりです。

友人にParisではどんな美容師をうまいというのか尋ねてみました。

Parisで働く美容師さんは自分を売り込むために、日々どこかで開催されているプレタポルテなどのヘアデザインを担当するためにオーディションを受けるそうです。

そこでデザイナーの意向に沿ったヘアスタイルを創ること、洋服のコンセプトにあったヘアスタイルをどれだけ表現しているかが審査の対象であり、そんなヘアデザイナーが求められているとのこと。

 

Parisで東洋人は前から見ると、ほとんど区別はつかないけれど後姿を見れは 

「あっ!日本人だ」とわかると友人は言います。

 

日本人のヘアスタイルは型紙カットで出来ていて皆同じ切り方をされている

 

Parisでは切り方がうまい美容師ではなくてデザインが上手な美容師が求められているんだよと教えてくれました。