提案力が試されるとき
今も昔もきれいにして新年を迎えたいと考える人って多いと思う。
子供の頃、お正月用の肌着や服を新調してもらうのがとても楽しみだった。
そんな楽しみの中のひとつが調髪。
幼稚園のころおじいちゃんに連れられて床屋さんで
今でいうところのサランラップちゃんのようなおかっぱで襟足は刈り上げ。
カットしてもらった帰りは嬉しくてスキップしながら家路についたものである。
中高生になると理容院にひとりで行くのが恥ずかしくて
母が通っていたおばちゃんサロンに行くようになった。
母が通うくらいなので美容師さんは母と同年代。
今思えば母は当時40代だったので
中高生からみたらおばちゃんなんだと思ったらショックは大きかった 涙
とにかくおばちゃんぽくされるのが嫌で
いろんな切り抜きを持って行き無理をお願いした記憶がある。
その頃の髪質はストレートの黒髪。
高校の入学前に分からないくらいにゆるいパーマをかけて
レイヤーカットにし、校則に引っかからぬようクセ毛をアピールしていた。
クルクルドライヤーと毎朝格闘してたのもこの時期だった。
そしてある日突然そのおばちゃんサロンに通わなくなった。
理由は、多分してほしい髪型にしてもらえなくなってきたからだと思う。
客自身の成熟度により突然来店しなくなるのは珍しい事じゃないのだよね。